城進さんのうつわ
城さんの鉄絵のマグカップと汲出しです。今回はカップ類をお願いしていました。
この、底がフラットなタイプをわたし自身たのしみにしていました。
城さんは三重県でうつわを作っていらっしゃいます。
長い年月をかけ実は近くにいた共通の知人(神様)のお蔭で繋がった大切な縁です。
お電話できずに手紙を書きました。
いいえ、いきなりでなくとも電話は苦手な質なので住所と電話番号を渡されたら手紙を選びます。
城さん、わたしのあれは高校生が書くファンレターでしたね。
そこからしばらくしてお会いしお取引が始まり現在に至ります。
マグカップ 小 2800円+tax
汲出し 2000円+tax
大きい方もお願いしているのでお待ちください。
アトリエユヌプラス
いつのことだったかアトリエユヌプラスさんを知った。お取扱いが始まったのはまだ昨年のことだ。写真のタライでちゃぷちゃぷ洗いながら母が愛してやまなかったガーゼのハンカチを思い出していた。母が購入していたものは実家のすぐそばにある老舗の衣料品店のもの。触れるとバリバリ音のするビニール袋に10枚くらいが二つ折りになって入っている。取り出す時は内側からするりと一枚を抜いたほうが良いことも覚えている。淡い花柄模様が定番。ふちかがりは手縫いのような白い糸が使われていた。わたしのこの木綿好きが母の影響なんだと気が付いたのは自分が親になったから。赤子に飲ませるための果汁をガーゼを使って絞った。染みついて取れないけれどごしごし洗ってパーンと干して、ふわふわに乾くと畳むことさえ愛おしく感じたものだ。産着や肌着はもちろん、柔らかい肌が赤くならないように化繊ではないおむつカバーにも気を遣ったな。パンパースに抵抗があってしつこく木綿のおむつを使ったが外出時の便利さに負けてしまったw。
アトリエユヌプラスさんは岐阜県多治見市でご夫婦で制作されています。
使い込んで古くなってくたくたになっても長きに渡り愛される布もの・・・・。
飴小皿という名のやさしいガラス
ガラス造形家の手塚えりかさんは作品が出来上がるまでをこう表現しています。
時間をじっくりとかける過程は「赤ちゃんが母親のおなかの中で育まれていくのと似ています」
手塚さんはご自身の成長もたのしんでらっしゃるのだなあと感じました。
写真で見た飴小皿はまるでシーグラスのようですね、とわたしは言いました。
わたしは2012年のインスタグラムの中で「ながれき」というタイトルにこう綴っています。
水面を漂い
波にもまれました
それから角が取れて
まあるくなりました
まあるくなる間は
痛みを伴うから
あなたを傷つけることも
少なくなりました
木やガラスは波と砂の重なりの中で元々の姿からはかけ離れるのだけれどやがて優しい姿に生まれ変わります、この過程を「人間」に例えて書いています。
当時のわたしの決心を織り込んでいます。
飴小皿をシーグラスのようですねと言ったのはこの例えがあったからです。
赤ちゃんが・・・と例えた手塚さんのことをむふふ❤と思いました。
照井壮さんの青線刻+デルフト皿
有田在住の照井さんとの出会いは2010年のFOC倉敷。
予めメールでお伝えし、お会いするという方法をとったのは初めから迷いがなかったからです。本当は、その数年前に有田陶器市で照井さんの作品を見ており超シンプルで、
それでいて機械的でない白い器が記憶に残っていましたから・・・。
同じ九州人だからなのか?同じ映画好きだからなのか(わたしはDVDだけど)わたしにとって親しみやすい人であるのは間違いない。
「青線刻デルフト皿は本当に最後になってしまうのか」
I'm stuck
同性愛が止まらないもう止まらない
有名になったワンフレーズを少し間違えて覚えてしまったようです