tttchaos diary

ツクリテとツカイテをツナグカオス

ツクリテとツカイテをツナグ カオス 

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宮崎の北部、大分寄りの田舎町にあるカオスは3坪ほどのお店

どこにでもある住宅街の自宅敷地内にあります

オープンは2005年11月です

 

ひとつしか置けない大きなテーブルは

カオスというお店を表現する絵画そのものです

新しいものを迎えたらお披露目し

また引き算をして新たな世界をつくることを好みます

それぞれの作家のものがクロスし出来上がった世界は

店主にとってそれはそれはいとおしく、慈しみ深いものです

 

「理想の暮らしには遠くても

こだわりながら暮らしたい

規則や形式に囚われることなく

ツクリテとツカイテまたは人と人をツナグ空間であれますように」

これはまったくの田舎住みゆえ真のことを語っています

むかしむかしブログに書いたことがあるのですが

情報は雑誌や今の時代ならインターネットから入ってきます

またインスタグラムのお蔭でリアルタイムに覗けますね

随分と便利な世の中になりました

それでも、主要都市から距離があることも含め

作家の元へ即座に行けない身としては

結構な遠回りと感じております

作家に対して恐れ多いと思う気持ちから

一方通行に陥り前に進めなかったこともありました

それでもこうして10年+1年を迎えることができたのは

宮崎のみなさんの「行きたい場所」のひとつになれればと

願ったこと

お立ち寄りいただきうれしい言葉をかけていただいたこと

また、わたしと繋がって下さった作家の皆さまにも感謝申し上げます

 

 

 

 

城進さんのうつわ

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城さんの鉄絵のマグカップと汲出しです。今回はカップ類をお願いしていました。

この、底がフラットなタイプをわたし自身たのしみにしていました。

 

城さんは三重県でうつわを作っていらっしゃいます。

長い年月をかけ実は近くにいた共通の知人(神様)のお蔭で繋がった大切な縁です。

お電話できずに手紙を書きました。

いいえ、いきなりでなくとも電話は苦手な質なので住所と電話番号を渡されたら手紙を選びます。

城さん、わたしのあれは高校生が書くファンレターでしたね。

 

 そこからしばらくしてお会いしお取引が始まり現在に至ります。

 

 

マグカップ 小 2800円+tax

汲出し     2000円+tax

 

大きい方もお願いしているのでお待ちください。

 

アトリエユヌプラス

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いつのことだったかアトリエユヌプラスさんを知った。お取扱いが始まったのはまだ昨年のことだ。写真のタライでちゃぷちゃぷ洗いながら母が愛してやまなかったガーゼのハンカチを思い出していた。母が購入していたものは実家のすぐそばにある老舗の衣料品店のもの。触れるとバリバリ音のするビニール袋に10枚くらいが二つ折りになって入っている。取り出す時は内側からするりと一枚を抜いたほうが良いことも覚えている。淡い花柄模様が定番。ふちかがりは手縫いのような白い糸が使われていた。わたしのこの木綿好きが母の影響なんだと気が付いたのは自分が親になったから。赤子に飲ませるための果汁をガーゼを使って絞った。染みついて取れないけれどごしごし洗ってパーンと干して、ふわふわに乾くと畳むことさえ愛おしく感じたものだ。産着や肌着はもちろん、柔らかい肌が赤くならないように化繊ではないおむつカバーにも気を遣ったな。パンパースに抵抗があってしつこく木綿のおむつを使ったが外出時の便利さに負けてしまったw。

 

アトリエユヌプラスさんは岐阜県多治見市でご夫婦で制作されています。

使い込んで古くなってくたくたになっても長きに渡り愛される布もの・・・・。

花言葉のろうそくⅡ

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梅原亜希乃さんの花言葉のろうそく三種類が届きました。

入荷数が少ないので今回も通販はできませんごめんなさい。

この中に大好きなカモミールが❤

子どもが生まれた頃に育て始めたハーブはカモミールとタイム、レモングラスでした。県営団地のベランダにはもちきびトウモロコシや綿花。最強だったのはヘブンリーブル―(天上の青)という西洋朝顔さん。大量に収穫した種を引越し先だった大野城市の住まい窓下の牛頸川へまき散らかしております。

ほほほほ、えらいな事になってしまっていたらと考えると恐ろしく、封印した記憶でした。と言っても、もう20年以上も前の話ですけれど知ってる方は情報をください。

飴小皿という名のやさしいガラス

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ガラス造形家の手塚えりかさんは作品が出来上がるまでをこう表現しています。

時間をじっくりとかける過程は「赤ちゃんが母親のおなかの中で育まれていくのと似ています」

手塚さんはご自身の成長もたのしんでらっしゃるのだなあと感じました。

写真で見た飴小皿はまるでシーグラスのようですね、とわたしは言いました。

わたしは2012年のインスタグラムの中で「ながれき」というタイトルにこう綴っています。

水面を漂い

波にもまれました

それから角が取れて

まあるくなりました

まあるくなる間は

痛みを伴うから

あなたを傷つけることも

少なくなりました

木やガラスは波と砂の重なりの中で元々の姿からはかけ離れるのだけれどやがて優しい姿に生まれ変わります、この過程を「人間」に例えて書いています。

当時のわたしの決心を織り込んでいます。

飴小皿をシーグラスのようですねと言ったのはこの例えがあったからです。

赤ちゃんが・・・と例えた手塚さんのことをむふふ❤と思いました。