清水由里子さんのうつわ
昨年よりお取扱いが始まりました。
古い陶器でフランスのカフェオレボウル、イギリスのバターケース、アメリカのミキシングボウルを好んで収集したわたしは彼女の作品を見つけた時、それはそれはそれは釘づけになりました。古い歴史を持つそれらと清水さんの作品の共通点は「ぽってりとした」そして「貫入」であります。是非、清水由里子さんの世界を見にいらしてください。
上:2016新作になります。
中:2015作 再入荷あり
大学で陶芸を学び就職を機に東京へ。
そこからもう一度陶芸を学ぶために多治見の研究所へ。
現在、ご主人とカフェを営んでおられます。
花言葉のろうそく 梅原亜希乃さん
容器 イギリスアンティーク
ツクリテとツカイテをツナグ カオス
宮崎の北部、大分寄りの田舎町にあるカオスは3坪ほどのお店
どこにでもある住宅街の自宅敷地内にあります
オープンは2005年11月です
ひとつしか置けない大きなテーブルは
カオスというお店を表現する絵画そのものです
新しいものを迎えたらお披露目し
また引き算をして新たな世界をつくることを好みます
それぞれの作家のものがクロスし出来上がった世界は
店主にとってそれはそれはいとおしく、慈しみ深いものです
「理想の暮らしには遠くても
こだわりながら暮らしたい
規則や形式に囚われることなく
ツクリテとツカイテまたは人と人をツナグ空間であれますように」
これはまったくの田舎住みゆえ真のことを語っています
むかしむかしブログに書いたことがあるのですが
情報は雑誌や今の時代ならインターネットから入ってきます
またインスタグラムのお蔭でリアルタイムに覗けますね
随分と便利な世の中になりました
それでも、主要都市から距離があることも含め
作家の元へ即座に行けない身としては
結構な遠回りと感じております
作家に対して恐れ多いと思う気持ちから
一方通行に陥り前に進めなかったこともありました
それでもこうして10年+1年を迎えることができたのは
宮崎のみなさんの「行きたい場所」のひとつになれればと
願ったこと
お立ち寄りいただきうれしい言葉をかけていただいたこと
また、わたしと繋がって下さった作家の皆さまにも感謝申し上げます
城さんのうつわご紹介
城進さんのうつわ
城さんの鉄絵のマグカップと汲出しです。今回はカップ類をお願いしていました。
この、底がフラットなタイプをわたし自身たのしみにしていました。
城さんは三重県でうつわを作っていらっしゃいます。
長い年月をかけ実は近くにいた共通の知人(神様)のお蔭で繋がった大切な縁です。
お電話できずに手紙を書きました。
いいえ、いきなりでなくとも電話は苦手な質なので住所と電話番号を渡されたら手紙を選びます。
城さん、わたしのあれは高校生が書くファンレターでしたね。
そこからしばらくしてお会いしお取引が始まり現在に至ります。
マグカップ 小 2800円+tax
汲出し 2000円+tax
大きい方もお願いしているのでお待ちください。
アトリエユヌプラス
いつのことだったかアトリエユヌプラスさんを知った。お取扱いが始まったのはまだ昨年のことだ。写真のタライでちゃぷちゃぷ洗いながら母が愛してやまなかったガーゼのハンカチを思い出していた。母が購入していたものは実家のすぐそばにある老舗の衣料品店のもの。触れるとバリバリ音のするビニール袋に10枚くらいが二つ折りになって入っている。取り出す時は内側からするりと一枚を抜いたほうが良いことも覚えている。淡い花柄模様が定番。ふちかがりは手縫いのような白い糸が使われていた。わたしのこの木綿好きが母の影響なんだと気が付いたのは自分が親になったから。赤子に飲ませるための果汁をガーゼを使って絞った。染みついて取れないけれどごしごし洗ってパーンと干して、ふわふわに乾くと畳むことさえ愛おしく感じたものだ。産着や肌着はもちろん、柔らかい肌が赤くならないように化繊ではないおむつカバーにも気を遣ったな。パンパースに抵抗があってしつこく木綿のおむつを使ったが外出時の便利さに負けてしまったw。
アトリエユヌプラスさんは岐阜県多治見市でご夫婦で制作されています。
使い込んで古くなってくたくたになっても長きに渡り愛される布もの・・・・。