tttchaos diary

ツクリテとツカイテをツナグカオス

ブレッドナイフのすゝめ

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わたしの場合、イギリスの古いブレッドナイフとボードをこよなく愛し長い間使い続けてきましたので、なかなか別のものに手が出せませんでした。もちろん今日においても欠けなどの劣化は見られません。この世に出て半世紀以上は優に越えておりイギリスから海を渡り遥々日本のわたしの元に来て10年以上になります。大事に使いさえすればそうそう壊れるものではありません。なのでお役目ご苦労さまなどと出番をなくすなんて考えただけでも悲しくなります。
ところがどんなに頑張っていてもまだまだ頑張れたとしてもおじいさんなのに変わりはないのです。切れ味は愛嬌愛嬌と使ってもそれには無理がありました。ブレッドナイフはウエーブがあるため自宅で研ぐことができないですから。このナイフに出会うことによりおじいさんは当時と変わらない姿のまま隠居します。歯が欠けることも彫りが浅くなり美しい模様が消えることもないまま・・・。
 
我が家のテーブルの上で世代交代したこのナイフは日本の職人の誇りとより良いものを作りたいと思う日々の積み重ねの象徴のような道具。パンを切り分けるためのこの道具は魅力的なフォルムと圧倒的使い心地の良さを兼ね備えています。
 
以下はHPより・・・
独自に開発した二種類の波刃が施されており、いろいろな硬さのパンを切る事ができます。パンの硬い表面を切る時には、先端のとがった波刃を使用してください。パンへの入り込みがスムーズです。パンの柔らかい部分を切る時には、緩やかなカーブの波刃を使用してください。薄めのスライスも美しく仕上がり、パン屑もほとんど出ません。
 
 
 
ぜひ、ご自分用に・・・。