tttchaos diary

ツクリテとツカイテをツナグカオス

アトリエユヌプラス

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いつのことだったかアトリエユヌプラスさんを知った。お取扱いが始まったのはまだ昨年のことだ。写真のタライでちゃぷちゃぷ洗いながら母が愛してやまなかったガーゼのハンカチを思い出していた。母が購入していたものは実家のすぐそばにある老舗の衣料品店のもの。触れるとバリバリ音のするビニール袋に10枚くらいが二つ折りになって入っている。取り出す時は内側からするりと一枚を抜いたほうが良いことも覚えている。淡い花柄模様が定番。ふちかがりは手縫いのような白い糸が使われていた。わたしのこの木綿好きが母の影響なんだと気が付いたのは自分が親になったから。赤子に飲ませるための果汁をガーゼを使って絞った。染みついて取れないけれどごしごし洗ってパーンと干して、ふわふわに乾くと畳むことさえ愛おしく感じたものだ。産着や肌着はもちろん、柔らかい肌が赤くならないように化繊ではないおむつカバーにも気を遣ったな。パンパースに抵抗があってしつこく木綿のおむつを使ったが外出時の便利さに負けてしまったw。

 

アトリエユヌプラスさんは岐阜県多治見市でご夫婦で制作されています。

使い込んで古くなってくたくたになっても長きに渡り愛される布もの・・・・。