juli/ユーリさんのThe last letter
箱から取り出そうと白樺にそっと指先が触れた、その瞬間
涙が止めどなくこぼれて、わたしはしばらくの間そうしていた。
北の大地を生き抜き使命を果たした白樺の「The last letter」
その姿は愛おしくそして限りなく切ない。
遠い国から長い年月を費やし、
こうしてわたしのところに尋ね来てくれた。
よく来てくれたね・・・とわたしの体が返事をしたのだ。
juli/ユーリさんの白樺のThe last letterと、そして白樺の小物たち。
この春からわたしの元へろうそくを届けてくださっている梅原亜季乃さん。
そしてお二人の作品を迎えるにあたりなくてはならないFlower lierre。
「冬月」展 あしたから始まります。